つくば市内を運転していて、
車の事故を見ない日はないといっていいですね。
縁石に乗り上げる車。
大破して交差点を塞ぐ車。
ハザードランプを出して、バンパーから煙を吹き出している車。
弊社のお客様から事故の連絡があり、
現場にかけるけるとき、
いつも気にかけるのは相手がいるかどうか、です。
自損事故の場合、現場を見れば一目瞭然です。
経験上事故の現場を観て、
車の状態を観察すれば、
そのとき、実際に何が起こったのかが分かります。
ドライバーも自損事故の場合
嘘をつくメリットもないため、
正直に起こったことを話してくれます。
本人が語る内容と、
実際の車の形状、
環境、時刻などを勘案すれば
頭の中で何が起こったのかを組み立てることができるのです。
しかし、相手がある場合はどうでしょう?
自損事故ではなく、相手のある場合の事故だと、
現実に起こったことは一致しないことがほとんどです。
自分としては、
「交差点で前の車が右折をしようとした。
だから追随していただけ。
急ブレーキをかけた上にバックしてくるから、こちらのフロントに触れた」
という認識だったとしても、
追突された側の立場からすると
「交差点で右折しようとしたら、
反対車線の車が思いのほかスピードを出して
交差点につっこんできた。
ゆっくりブレーキを踏んだところ、
後ろの車が追突した」
となります。
どちらが正しいのでしょうか。
私が市内をドライブしながら事故現場を見る限りでは、
やはり言葉で説明しきるのは難しいだろうな、ということ。
たとえ目撃情報があろうとも、
それはあくまで参考です。
現場にかけつけた警察官を挟んで、
どちらも主張を譲らず、言い合っている姿を何度もみてきました。
白黒はっきりしない。
現実としてどちらが正しいのかが分からない。
これはごく身近な夫婦げんかでも言えることです。
夫婦げんかはともかく、
実際に事故に合ってしまうと、ただ
「やれやれ」なんてつぶやいている場合ではありません。
現実的に処理をしないといけないことが山ほど増えます。
車の事故のときは、現実を白黒はっきりつけて欲しい。
その結果こちらが反省するようなことになっても、
現実がそうであるなら、受け入れよう。
でも、相手の言い分だけを聞いてこちらが折れる、みたいなことは避けたいですよね。
白黒はっきりさせる。表裏をはっきりつける。
これを実現する方法があるのでしょうか。
あるのです。事前準備さえ怠らなければ。
朝食の準備をしている、と想像してください。
珈琲を入れて、卵を焼いて、トーストを焼きました。
しっかり準備していないと、冷蔵庫からマーガリンやバターを取り出すのを忘れがち。
卵をお皿に盛って、珈琲のみながら、トーストをそのままかじる、というご経験があるはずです。
いざ食べ始めると、ちょっとしたことではあるのですが、冷蔵庫まで取りに行くのが面倒くさい。
そのままトーストを頬張るのですが、このとき、トーストに裏表はありますか?
食パンは一斤で購入したときの端の部分ならともかく、
一般に市販で売っているものには表裏がありません。
そのままトーストすると、どちらが上向きなのか分からないですよね。
いや、どっちでもよくない?
そうです。どちらが裏だろうが表だろうが関係ないのです。
それが朝食のトーストである限りは。
ここまで読んでいただけた読者の方なら、もうお気づきでしょう。
事故現場で本当に起こったこと。
これが何も塗っていないトーストだと考えてください。
どっちから観ても焦げ目があり、
見方によって、裏と表が逆になります。
そこで登場するのがドライブレコーダーです。
面倒くさがらずに、事前準備ができていれば、
トーストにさっとジャムを塗ることができます。
ジャムを塗った瞬間、トーストには裏と表ができますね。
こちらが表なんです、と誰が観ても分かる状態になる。
ぱっと見て、表裏が一目瞭然。
食パンをトーストしている間に、ジャムの瓶を冷蔵庫から出しておく。
車だったら、ドライブレコーダーを装備しておく。
あなたも、ドライビングに一手間かけてドライブレコーダーを事前に用意しておきませんか。
サダクラ自動車にご一報いただければ、
すぐに、「つながるドラレコ」取り付けいたします。